NPO団体 グリーンプラネットネットワーク(GREEN PLANET NETWORK)について

コスタリカにEMが導入されてから20年の節目を迎えることが出来ました。これもコスタリカを始め、中米諸国のEMユーザーや、EM普及関係者のお蔭と心から感謝しています。この20年の節目を迎えて、もう一度EM理念の原点を見つめ直し、EM普及で培ってきた経験や知識を生かして社会貢献を行っていきたいという思いからコスタリカにおいてNPO団体 グリーン プラネット ネットワークを立ち上げました。

NPO団体 グリーン プラネット ネットワークの設立の原点

私たちがEMの現場を見て痛感したことがあります。それはあるニカラグアにある食肉加工場での出来事です。この工場では肉を加工する上で大量に出る残渣をEMを使ってコンポストにしていました。今まではゴミ埋立地で処分されていましたが、持続型の経営方針から残渣はすべてコンポストにし、肥料として販売を計画していました。生産されたコンポストは窒素含有量を多く含む良質のものでしたが、問題は売り先が無いことでした。価格は1バッグ(40kg)200円です。40㎏の高品質の有機質肥料がたったの200円でも売れずに倉庫に高く積まれて保管されているのです。ニカラグアは中南米の中でも最貧国の一つで、農業の依存が高い国ですが、ほとんどが化学肥料が買えないような零細農家です。もし、その零細農家にこの倉庫に積み上げられた有機質肥料を無償若しくは安価で供給できれば、零細農家の経済的な負担が少なく、安全な農産物生産ができ、且つ循環型の社会が実現できるのではないかと考えたのでした。

原点の延長

積み上げられたコンポストの利用以外にも、埋立地で処分されている生ゴミをコンポスト化して零細農家に無償で供給することが出来たら、生ごみ問題は解消し、農家は余分な肥料代を負担しなくて済みますし、しかも生ゴミを仕分けするのに住民に環境教育を行うことも出来ます。また、作ったコンポストを販売して得た資金を経済的に恵まれず学校にも行けない子供たちの奨学金に充てることが出来ればどんなに良いでしょうか? このような社会全体が持続的に循環できるような計画をたて実行していくことを目指しているのが私たちのNPOです。

人的資源

20年に渡り中南米でEM普及に携わってきたおかげで技術や経験以外に人との繋がりという大切なものも培うことが出来ました。そのほとんどがEM普及や理念に共鳴してくれている人たちで、多くが環境問題(ゴミ、汚染水)、衛生問題、教育問題にも関心の多い人たちです。この人のネットワークを利用してピンポイントに適切な支援を行うことが出来ます。

経済的資源

EMの売り上げの2%を当NPOに寄付します。勿論これだけでは不十分なので私たちの活動に賛同して頂ける方々に会員になって頂き、会費をすべての活動費に充てる計画です。また、会員の方々には毎月活動報告を行い、現場の生の声をお届けしたいと考えております。